基本システム

主人公は劉備軍。桃園の誓い・黄巾族討伐から始まり、各地の逆賊を討伐していって天下統一を目指すストーリーである。劉璋を倒すところまではおおよそ史実通りの流れだが、ライバル曹操との対決場面は無く、それに関連するエピソード(関羽の千里行や赤壁の戦いなど)が省かれている。武将の顔グラフィックやアイテム、数名の原作オリジナルの登場人物が武将として登場するが、原作における天界・魔界といった世界観は登場しない。

劉備軍は最高で7人までの隊列(ロールプレイングゲームでいうところのパーティに相当)を組むことになる。戦闘に参加するのは前列の5人。軍師に任命した武将は強制的に最後列扱いになり、隊列が6人以上の場合は戦闘に参加できなくなる。SP(策略ポイント、MPに相当)は軍師の知力によって上下する。

戦闘時に出現した敵武将を味方に加えることが可能な場合がある。戦闘終了後、敵武将を捕らえた場合に仲間に加えるか否か選択し、仲間に加えるを選んだ場合、無条件か金や名馬を条件に味方に加わる。仲間に加えなかった場合や、誘っても断られた場合は釈放扱いとなり、再びフィールド上で敵として出現する。

仲間に加えた武将は、どこの町の編成所でも、自由にパーティーから外したり加えたりできます(数人のパーティーから外し不可の武将除く)。ただし、最大人数(128人?)があり、全員仲間にしていくと最後の方で仲間にできなくなるので、いらない武将を編成所から「かいこ」を選んで外すことができます。
※そのかいこされた武将はまたフィールドで登場するようになります

攻撃力は武将の武力や武器攻撃力の他、兵士数(HPに相当)の大小にも左右され、兵士数の桁が増えるごと(1→10→100→1,000→10,000)に倍になる。さらに「兵糧」の概念があり、フィールドやダンジョンを歩いていると減っていき、底を突くと歩くごとに兵士数が減ってしまう。兵糧は兵糧屋で購入するか、ボス戦に勝利することで入手できる。

備考

・策略のうち火計・水計・回復計は上位版の策略を覚えると上書きされる。しかし、効果は大きくなる反面、対象範囲が単体→全体→単体→全体等と変化するため、不便になる場合がある。

・劉備軍の最大SPはレベルが上がった際に、そのレベルで覚える策略を使える武将がパーティーにいる場合に3~5の割合で上昇する。策略を使える武将がパーティーにいなかった場合、最大SPは上昇しないが策略は自動的に覚えたことになる(策略を覚えた旨のメッセージは表示されない)。

・倍撃の計は攻撃力を2倍にする策略であるが、策略の攻撃力も2倍にしている。

・劉備軍の兵士数が増加する武将は五虎大将軍と関興、張苞、諸葛亮、姜維だけに限られている。
※そのためこのゲームは他の武将は兵数固定、武力・知力ももちろん固定で、レベルアップしようが戦力は変わらず。
唯一強さを変動できる要素が、装備なので、お金に余裕があれば常に最強の装備を整えるよう。
および、パーティーの強さは兵士数の増えない仲間は次々より強い武将と入れ替えることで上昇。