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ひたすらバイト


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ひたすらバイト

ちょっと閑話休題で、
もしもひたすらアルバイトをしたら、年収1億いけるのか、とふと考えてみました。

計算しやすいように、東京都の最低賃金(2023年)を上回る100円単位のキリがよい額で、
時給1200円で働いたと考え、
寝る時間以外すべて必死で働くと仮定し、
1日16時間勤務(地獄なのでまずできない)
夜勤割り増し時間の7時間も毎日やるとしたら・・・

最初の8時間 時給1200円 × 8時間 9600円
その後1時間残業割増2.5割アップで 1500円 × 1時間 1500円
深夜時間22時~5時は深夜割増2.5割つくので、残業割増と合わせて5割増
1800円 × 7時間 12600円
合わせて1日 23700円
すんごいがんばっても、特殊技能も使わないアルバイトだと、日給これくらいてことですね、
これで1年休まず地獄のアルバイト生活を送ったとして・・・

23700円 × 365日 = 

とにかく地獄のような長時間拘束が当たり前のブラック企業の、
労働時間関連のあるあるです。


休めるのは死んだ時だけ

ブラック企業の特に頂点を極めた場所のあるある、というか真髄です。

ブラック経営者は、テナントの賃料が発生しているのだから、
オフィスを使わない時があるのはもったいない、となり、
究極的に、全部の日を使おうと、会社に休日を設けません。

そして経営者は、社員とは、自分に財産をもたらすための働き蜂であり、奴隷でもあり、
休む権利などないと決めつけているので、
会社があるイコール、社員にも強制出勤、もちろん代休などなく、
単純に、全社員が年間休日0にさせられます。
もちろんタイムカードなどなく、残業の概念も消え去っているのは言うまでもありませんが。

結果、社員が休めるのは唯一すべてから解放される時、
すなわち過労死の時だけ、というブラックさ、そんな会社もこの国には多々存在し、
時折過労死のニュースが出てきたりします。

と言っても真のブラックは過労死すら発覚させませんけど。
ちゃんと死体は山に埋めて行方不明にしたり、道路に投げ込んでおいて、交通事故に見せかけたり、なかなか本当の過労死は見つからないようにしているようです。


ひたすらバイト.1707720346.txt.gz · 最終更新: 2024/02/12 15:45 by moepapa